金固め(きんがため)

事後報告となりましたが昨日は毎月第一火曜日に行っている「繕いの日」

今回は最終工程の「金固め」を行いました。

蒔いた金(今回は銀)の上にテレピン油でごく薄く溶いた漆を染み込ませます。

これは下地の漆と蒔いた銀の接着をより強くするためです。

数日後もう一度同じ行程を繰り返し、漆が乾いたら鯛の牙で銀の表面を磨き

艶を出して完成となります。

 

「繕いの日」

当工房が制作した器で使っているうちに欠けたりひびが入ってしまったものをお預かりし

漆による繕いを行っています。

詳しくは上のリンクからどうぞ。