こども園で卒園制作のお手伝いをしました

先日のこと岡山市の御南(みなん)まんまるこども園で卒園制作のお手伝いをさせて頂きました。この活動は昨年夏に同園で実施した「土粘土あそび」からの発展形で、その時の粘土を使って今回は出来たものを野焼きにして完成させました。

卒園制作では丸めた新聞紙を芯にしてその上に全体に粘土を被せた球体を基本形に、イメージを膨らませて思い思いのものを作っていきました。

手足を付けてカブトムシにしたり、耳を付けてウサギにしたり、はたまた無数の穴を開けて月にしてみたり..子供たちの想像力は止むことがありません。

皆1時間を超える活動時間の間黙々と制作に取り組んでいる様子に驚きました。
”この半年間の子供たちの成長は凄いんですよ”とは先生の談。

出来上がったものは一旦乾かして素焼きにしておきましたがこの間にも園児たちは先生方と燃やす木を拾いに行ったり野焼きについて本で調べたりして期待を膨らませています。

そして野焼き当日。
もみ殻の上に作品を並べ用意した木に火が点くと興奮は最高潮に。歌を歌いながらどんな色になるのか想像を膨らませている様子が印象的でした。
約1時間半ほどで用意した木が全て燃え落ちた後はいよいよ「発掘」です。

黒・赤・白・グレー 複雑な色が付いた自作を不思議そうに眺めながら手にしたときの園児たちの何とも言えない嬉しそうな表情は私にとってもかけがえのない大切な思い出となりました。

活動の詳細はこちら → まんまるこども園のブログ

活動自粛を余儀なくされることの多い昨今の状況の中で、園長先生をはじめこども園の先生方の熱意によってこの様な本物に触れる活動のお手伝いをさせて頂けた事を心より嬉しく思っております。


当工房ではこの様な教育現場でのお手伝いもさせて頂いております。

ご都合に合わせ、個々にご相談に応じておりますのでお気軽にお問合せください。