繕いの日

当工房が制作・販売した器で使っているうちに欠けたりひびが入ってしまったものをお預かりし、漆による繕いを行っています。お預かり期間はおよそ3ヵ月~半年で破損した箇所は最終的に呂色漆仕上げ(表面に艶のある漆を塗る)にしてお返しします。代金は頂きませんがいわゆる「金継ぎ」をご希望の場合は別途実費(金粉代)を頂戴します。また金継ぎを行う為の作業期間がかかります。

 ※「金継ぎ」:呂色漆の上から赤呂漆(呂色漆に弁柄を混ぜたもの)を塗り、その上から金粉を蒔いて繕った箇所を金色にする修復技法。

依頼方法:工房へ直接持ち込むか宅配便でお送り下さい。修復後お返しいたします。(送料はご負担ください)

   修理代金:無料。金継ぎ仕上げの場合は実費をご負担頂きます。

※破損状況によっては修理が出来ない場合がありますので現物を拝見した上でお引き受け可能かどうか判断いたします。

 

  • 破損の程度や季節(漆の乾燥に影響)よって予定以上の期間が掛かる場合があります。あらかじめご了承ください。

※接着剤やパテ等を用いると修理にかかる時間は飛躍的に短縮されますが当工房ではその趣旨に反するため化学的な材料は一切使用していません。そのため繕いにこのような長い期間を必要とすることをご理解ください。

  • 当工房が製作した器以外はお引き受けしておりません。