先日岡山市内のMこども園で5歳児の卒業記念を陶芸でとのご依頼を受け、先生方とも相談させて頂き土鈴作りを行いました。
一回目の授業は粘土による成形、二回目は素焼後の素地にポスタカラーで彩色して完成させました。
【第1回:成形】
土鈴にするためには中を空洞にする必要があります。今回は新聞紙を丸めて芯にし、その上から粘土を張り付けて形を作りました。
陶芸用の粘土は普段使っている粘土とは感触が違うみたいで「ひんやり冷たくて気持ちいい」「匂いが無い」など感じた事を素直に教えてくれる姿が印象的でした。
【第2回:彩色】
素焼きを終えた自作を手渡すと赤茶色に変化して固くなった粘土を不思議そうに触っていたのが印象的でした。
塗り方の説明を聞いた後はいよいよ彩色。成形時の賑やかな雰囲気とはうって変わり、皆集中して黙々と思い思いの色を塗っていく様子には驚かされました。
【彩色を終えた作品たち】
この後先生方の方で本体の内側にちょっと不思議な音色のする鈴(ミュージックボール)を自作のタッセルで外側から固定して完成。
就学前の子供たちを対象とした陶芸ワークショップは今回が初めてでしたが先生方がこの活動に入る前に事前に絵本や話し合いをして下さっていたお陰でとてもスムーズに課題に取り組めた様です。
ありがとうございました。
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