介護施設でリモートによる陶芸教室を行いました

昨日の事、岡山市内の老人介護施設 創心会様でデイサービスを利用されている方々を対象に陶芸教室を行いました。


こちらでの陶芸教室は3回目になりますが今回はコロナ禍という事で施設には出向かずリモートによる説明の後でスタッフの皆さんと一緒に作って頂きました。

施設側 モニター越しに説明を聞く
工房側の準備

今回は内容としては板状の粘土の上にあらかじめ用意した色々な種類の葉っぱを置き、その上から目の粗い布を掛けて厚みのある木などで軽く叩いて粘土の表面に模様を写し取ります。その後型にかぶせて小鉢の形にしたら完成。

今回は近くという事もあり施設の職員の方に事前に工房に来てもらい同じ内容を前もって経験しておいて頂きました。

リモートによるワークショップは通常の陶芸体験と何ら変わりありませんが、この様にスタッフの皆さんがあらかじめ内容について予習をしておいて頂くと本番がスムーズに運ぶ様です。

工房でも同じ手順で小鉢を作成 最後に色(釉薬)を選んでもらって終了

一般に手や指を使ってものを作る活動は高齢者にとって老化防止や脳の活性化に有効だと言われています。

土をこねたり形を整えたりする作業は集中力を高め、自分の物を作るという満足感や達成感、焼き上がりを待つ楽しみなど多くの効果が期待できます。

当工房の陶芸体験がそのお手伝いとなれば幸甚です。